分譲住宅のメリットとデメリット
- 2024.04.29
- コラム
分譲された住宅は、手軽に購入できる反面、好みに合った住宅を建設するのは少々難しい場合があります。本記事では、建売住宅の魅力を中心にデメリットとメリットを含めて紹介します。住宅選びの参考になれば幸いです。
住宅の購入には2パターンある
住宅を購入する際には、注文住宅と言われる施主の希望に沿ったプランで建築するものと、あらかじめ用意された土地に建物が建っている状態のものを購入するというタイプの2種類があります。それぞれに良い所と悪い所がありますが、住宅を購入する方が、何を大切にして住宅を選択するのかということから、その方にとってのより良い住宅が決まってきます。注文住宅では、あらかじめ施主の方が住宅を建設する土地を用意したり、購入したりして、設計や施工を担当する会社へ建築の依頼をします。オリジナルの家を建てることができるため、大変人気がありますが、予算が高くついてしまうことや土地の用意が難しいなどの理由から、実現するのは、なかなか容易ではありません。それに対して、分譲住宅ではあらかじめ建物が建っているものを購入するので、自由度は下がりますが容易に住宅を手に入れる可能性が高い事などが人気となっています。
分譲住宅の特徴
建て売り住宅とも呼ばれている住宅です。不動産会社が、大きな土地を購入して、1戸の敷地毎に分割して建て売りを建てていくといったようになります。好きな建築メーカーがあれば、その会社が施工している建売住宅を購入することで、理想の家を購入するための近道にはなります。一昔前の建売住宅では、画一的な建物が並んでいるといったことも多かったですが、建築プランは同一のものでも、外装、内装ともに好きなようにカスタマイズができるといった自由度が高くなった建売住宅も見られるようになっています。
分譲住宅のメリット
メリットは、大きく3つです。ひとつは、比較的費用が安いということです。あらかじめ建てられている建築や設定されている建築プランから選択するため、設計費やオリジナルの住宅設備などは必要ありません。これらを省くことにより、比較的安価な住宅が手に入るのです。費用もあらかじめ明示されていますので、住宅ローンも組みやすく、計画的にマイホームを手に入れることが可能です。ふたつに、建売住宅はあらかじめ住宅の建設が終わっている場合が多いですので、実際の建物を見て契約することも可能です。また、最近では基本の建築プランにカスタマイズできることもありますので、建て売り住宅でありながら注文住宅の良さも味わえるものも登場しています。3つには、建物の資産価値が下がったとしても、土地の価値はそのままの状態で残ります。新たな活用方法の検討ができるのです。
分譲された住宅のデメリット
デメリットとしては、まず外観や間取りは選択することは難しいです。外観のデザインや内装を重視したい方にとっては、好みを反映できずに残念な思いを描くことになります。施工会社は決まっているので、不安が残るのは、住み始めてからのフォローする会社が決定していることが多いです。また、建売住宅の場合には、完成後の家を購入するため建築の家庭を見ることもできない点も不安のひとつです。
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